青年会議所運動はアメリカ合衆国を発祥とし、世界中に広がっていきました。組織としてのもっとも基本的で小さい物としては各地の青年会議所
(LOM・ロムと呼ばれます)で、その地域に根差した活動を各地の青年会議所(LOM)が行っています。
名古屋青年会議所も名古屋の地に、活動の拠点となる事務局を構え、名古屋のまちのために数々の運動を興している各地の青年会議所(LOM)の1つです。
青年会議所(LOM)は各県や地方で連携するため、協議会の一員としても活動しており、国ごとにも連携しています。
そして世界的な調整機関として国際青年会議所(JCI)があります。
名古屋青年会議所は愛知ブロック協議会の一員であり、愛知ブロック協議会は東海地区協議会の一員であり、東海地区協議会は日本青年会議所の一員であり、日本青年会議所は国際青年会議所(JCI)の一員です。
各地の青年会議所はその地域をよりよくするために活動していますが、よりよい地域をつくるためには近隣の地域をはじめ、世界中の地域と共に連携し、協力していくことが不可欠です。地域は違えど、青年会議所は、このように地域に根差した活動を行いながらも世界的なネットワークがあり、名古屋青年会議所も地域や他国の青年会議所との交流が積極的に行われています。
世界で広がりを見せる青年会議所運動が日本で始まったのは第二次世界大戦終戦間もない、1949年のことでした。当時は、東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立され、これが日本で初めての青年会議所(LOM)となります。そこから戦後間もない状況の中で、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志によって各地に次々と青年会議所が誕生し、 1951年に日本全国の各地青年会議所の総合調整機関として日本青年会議所が設けられました。 この設立当時から名古屋青年会議所は名を連ねています。その後、日本各地に青年会議所が設立され、運動が広がりをみせていき、やがて日本全国を10の地域に分け、協議会を置くと共に、各県にブロック協議会を置く現在の体制が確立していきます。日本青年会議所は各地域を統括すると共に、毎年、京都会議やサマーコンファレンス、全国大会を主催し、運動の発信をするとともに、会員の能力開発や交流の機会を提供しています。
【日本青年会議所 会員/OBの著名人 】
愛知ブロック、 岐阜ブロック、三重ブロック、静岡ブロックの4つの会議体から成り、愛知、岐阜、 三重、静岡各県の81LOMの連絡調整機関です。約2,800人の会員が所属しています。東海地区協議会の主催として東海フォーラムというフォーラムが毎年7月に開催されます。
愛知県の33LOMの連絡調整機関です。約2,800人の会員が所属しています。愛知ブロック協議会の主催として、2月に名古屋会議、10月にブロック大会というフォーラムが開催されます。
国際青年会議所(JCI)、日本青年会議所、東海地区協議会、愛知ブロック協議会は、各地の青年会議所から出向する会員で構成されています。出向する会員は、他の地域の会員とともに運動を展開する中で、知識や能力を身に着け、交流を広げることができます。そうして出向で得た知識や能力を地元の青年会議所に持ち帰って発揮することで、各地の運動がより大きなものとなっていきます。名古屋青年会議所では在籍2年目以上の会員から、上長の推薦を受けたものが出向者となり、愛知ブロック協議会、東海地区協議会、日本青年会議所、国際青年会議所(JCI)にて活動しております。今年度も名古屋青年会議所は、出向者を送り出して支援すると共に、愛知ブロック協議会、東海地区協議会、日本青年会議所、国際青年会議所(JCI)にご協力させていただき、各諸大会等に積極的に参加してまいります。